
- 事業Re-branding
- クライアントLeitz
- ウェブ www.leitz-cine.com
Leitz
ライカの伝統を振り返る
2008年、Leitzは CW Sonderoptic という名前で映画界に登場しました。クリエイティブなコミュニティで良く知られたカメラとレンズを提供するライカブランドをルーツに持つこのブランドは、たちまち大成功を収めました。シネマトグラファーはLeitzでしか再現できないスタイルの画像を、漸く映画に取り入れることができるようになったのです。この時以来、Leitzは数多くの記憶に残る映画のショットを撮影し、業界のヒーローとなりました。
2018年、Leitzは既に世界中で崇拝されているブランドにとって大きな賭けとなる、徹底したリブランディングをZOOOMに依頼しました。このような大変革を開始するには、白紙状態から始める必要があります。そこで私たちはこの会社の本質を確定するために、クライアントと共にブランド構築ミーティングを開きました。映画撮影を始めるには緻密なスクリプトと絵コンテが必要なように、確固たる戦略が素晴らしく創造的な仕事への道を開くからです。
Leitz コミュニティを構築する
Leitz のリローンチの一環として、全てのパッケージとコミュニケーションに新しいCIを導入し、新ウェブサイトをドイツ語と英語で制作しました。このサイトでは、トレイラーを観たり、レビューを読んだり、IMDb のような人気ウェブサイトの順位をチェックできる映画データベースや、特定の映画に使用されたLeitz製品へのリンクや詳細情報など、ユーザーが求めるもの全てが見つかる機能が揃っています。ZOOOM は扱い店舗検索やご連絡フォームのような機能を改善した他、顧客が製品を登録して、サービスに関する質問の答えを探せるセルフサービスセンターとして機能する「MyLeitz」ページも開発しました。
Leitz コミュニティを構築する
ビジュアルと動画を主体とする新しいウェブサイトは、数多くの動きを導入することで高品質レンズに何ができるかを体験できる内容となっていると同時に、シネマトグラファーと Leitz 製品を複数の方法で結びつける機能を実装しています。このサイトにはニュースとイベントのタブがあり、Leitz や映画界の最新情報を読むことができます。製品は探しやすく、同レンジ内のフルセットレンズを閲覧することから付近にある扱い店舗を探す手伝いまで、必要な情報の全てを提供しています。更に、シネマトグラファーによる撮影動画を利用し、異なる環境下でどのようにレンズが動作するかを見せる動画も追加しました。
「Shot with Leitz」(Leitz のレンズが捉えたもの)は、2005年から現在に至るまでの間にLeitz を使用して撮影された全ての映画を観る機会を提供する新機能です。このデータベースは IMDb を使って統合されているので、新しいエントリーがあると自動的に更新されるようになっています。映画情報やシネマトグラファーのインタビューを読んだり、トレイラーを観たり、撮影の舞台裏をチェックしたりできるだけでなく、気に入ったレンズがあれば、地図を使って近くの扱い店舗と Leitz レンズの在庫状況を調べることも可能です。